【認定資格取得】kintoneカスタマイズスペシャリスト試験に一発合格しました!【受験レポート】
まだ6月なのに暑すぎる日々ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
本日6月27日、私はkintoneの認定資格であるカスタマイズスペシャリストを受験し、
無事合格しました!!!
試験勉強のようなものからはもう5年以上遠ざかっており、
暗記力の衰えと集中力の低下を痛感しましたが、仕事での経験が活かせる場面も多く、
何とか合格することができました。
今回は受験レポートと、今後受験される方向けに可能な範囲でアドバイスができればと思っています。
目次
kintone認定資格とは
kintoneの認定資格は現時点で5種類存在します(今後増える予定)。
※詳細はこちら
段階を踏んで受験する必要があり、最初は基礎スキルを問われるアソシエイトの取得を目指します。
これに合格すると、以下の2つを受験することができます(両方取得することも可能)。
- アプリデザインスペシャリスト:企画、設計、業務改善スキル
- 合格するとカイゼンマネジメントエキスパートを受験可能
- カスタマイズスペシャリスト:JavaScript開発、システム管理、カスタマイズスキル
- 合格するとシステムデザインエキスパートを受験可能
今回私が受験したのは、開発スキルを問われるカスタマイズスペシャリストになります。
私はアソシエイトは会社員時代の2020年(kintone歴2年ぐらいの頃)に取得しており、
フリーランスになってからは受験料が高いので資格取得からは遠ざかっていましたが、
ありがたいことにカスタマイズスペシャリスト無料バウチャーキャンペーンが開催されたのを知り、
思い切って受験してみることにしました。
※キャンペーン(バウチャー配布期間)は既に終了しております
実際に受験してみて戸惑ったこと
試験はピアソンVUEで申し込み、任意の日時に自宅かテストセンターのどちらかで受験します。
但し、不正防止のため自宅での受験には部屋や環境について細かい条件が多くあり、結構大変です。
私は受験できそうな独立した部屋を用意できそうになかったので、
交通費はかかってもテストセンターに行くことにしました。
試験は多肢選択式(択一or複数選択)で、60分間で40問に回答し、正答率6割以上で合格です。
終盤は与えられたシナリオに沿って回答する問題が出るので読む時間が少々必要ですが、
それ以外は知っていれば即座に答えられる問題が多いので、時間は余ると思います。
※私は残り15分で一通り回答し終え5分間で最終確認をして10分残しで終了
回答を終えると、直後にスコアが表示され、その場で合否が判明します。
地味に戸惑ったのは、これはkintone云々ではなくピアソンVUEの問題かと思いますが、
下までスクロールして全部読んで回答してるのにエラーで次に進めなくなったことです。
こちらの画像をご覧ください↓

要は右にスクロールできていないだけなのにエラーメッセージが「下まで」なので不親切なのです。
これで戸惑ってちょっと時間を無駄にしてしまいました。
せめて警告ぐらいに留めて、スクロールしてなくても先に進ませてほしいものです…
勉強のやり方について
ところで、今後受験を検討される方は気になることかと思いますが、
今回私が一体どれぐらい勉強したと思いますか?
先に言っておきますが、絶対に参考にしないでくださいね。
…実は1週間ぐらいしか勉強していません。
私はkintone歴約7年、現在進行形でバリバリkintone開発をして収益を得ている人間です。
日々の仕事が試験勉強のようなものなのです。
加えて私はフリーランスなので、試験直前に試験勉強に専念すべく、
仕事のスケジュールを調整することが可能です。
普段の日常の空いた時間に勉強~という形ではなく、
一定の時間を数日確保して一気に勉強するスタイルでした(その方が忘れないので)。
繰り返しますが、絶対に参考にしないでください。
これからkintone開発を始める方が手始めに受けるような難易度ではないので、
ある程度実務経験を積んで慣れた人が受ける資格であるとご理解ください。
話は変わり、実際に取り組んだ勉強についてですが、
最初にカスタマイズスペシャリスト試験サンプル問題集を申し込み、取り組みました。
勿論ノー勉強段階では全然点が取れないのですが、ここで苦手分野を最初に把握しました。
この苦手分野を踏まえ、カスタマイズスペシャリスト学習ガイドを隅から隅まで読み込み、
苦手分野を重点的に潰します。
私が重点的に対策した苦手分野は、以下のような日頃業務であまり利用しない機能です。
- ゲストスペース及びゲストユーザーができることとできないこと
- ファイルをアップロード/ダウンロードするREST API
- プロセス管理(APIでの更新を含む)
- User API
分からない箇所は無料の開発環境でとにかく手を動かし、実践して理解を深めました。
そして最後に、最初に取り組んだサンプル問題集に再度取り組み、
殆ど正答できるようになったことを確認しました。

どんな問題が出るのか
ここからは、今後受験される方のヒントになるよう、
可能な範囲で「ここ抑えられてる?大丈夫?」という例を挙げてみます。
バッチ処理がある日突然エラーに
ケーススタディ分野の一例ですが、
動いていたはずのプログラムが動かなくなった理由を問われる問題が出ることがあります。
この仕事をしているとあるあるすぎて試験中に笑いそうになってしまいましたが、
毎日社員の誕生日をチェックしてREST APIで年齢を更新するようなバッチ処理が、
ある日突然動かなくなった原因として考えられるものは何でしょうか?
もし選択肢に「他のフィールドに後から必須設定を追加してしまった」とあればそれが正解です。
後から必須設定を追加する際には既存レコードのデータ補正をCSVインポート等で必ず行いましょう。
kintoneコネクタ及びWebhookについて
実は他サービスとの連携も出題範囲で、学習ガイドにも記載されています。
実際にMicrosoft Power AutomateやOutlookの話が出てきて、
私はあまり対策できていなかったので焦りました;;
どこで間違えたのかはスコアレポートを見ても分からないのですが、
ここの問題は多分落としてしまったと思いますので、具体的な話は差し控えます(すみません…)。
具体的に各サービス毎に丸暗記までする必要は無いかと思いますが、
kintoneコネクタについて、Webhookについて、しっかり抑えておきましょう。
一覧検索とクエリの違い
kintoneの一覧画面の検索機能では、実現できないことがあります。
AND検索かOR検索かを一括指定する都合上、ANDとORを組み合わせられないことです。
しかし、REST APIでレコード複数取得する際には、
クエリでANDとORを組み合わせて条件指定可能ですし、括弧でのグルーピングもできます。
クエリではより複雑な条件指定が可能であることは頭に入れておきましょう。
kintoneの標準の設定でできることとJavaScriptカスタマイズが必要なことの切り分け
ケーススタディでの出題で、例えJavaScriptを組んで実現できることであったとしても、
それがkintoneのアプリやシステム管理での設定で標準でできてしまうことであった場合、
「JavaScriptで開発する」と答えてしまうと誤答になってしまいます。
この切り分けはある程度kintone標準機能の知識がないと難しく、
私も普段あまり使用しない設定について問われると「あれ?この設定あったっけ?」となります…。

各種設定画面にも一通り目を通して、できることを把握しておきましょう。
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました!
カスタマイズスペシャリストはアソシエイトと違い公式対策本が存在せず、
今でこそサンプル問題集(22問)がありますが、基本只管Webページを読む学習になるので、
不安になりますし、モチベーションの維持も少し難しいところがありますよね。
私も実務経験が役立ったから良かったものの、学習の進め方には苦戦したので、
少しでも何か参考になればと思い、受験当日に急いで書きました。
苦手分野を最初に把握しておいて、そこを重点的に手を動かして勉強するのはかなりおすすめです。
例えば、プラグイン開発をやったことがない方は是非これを機に取り組んでみてください。
例えば、実務経験の少なさが不安な方は、
cybozu developer communityの質問を読んだり回答を考えてみたりして、
こんな機能があるんだ、ここが躓きやすいポイントなんだと知るのも手かと思います。
これから受験される方、応援しています!頑張ってください!